安井金比羅宮は京都市東山区にある神社で安井の金比羅さんの名で知られています。祭神には崇徳天皇(すとくてんのう)、讃岐金刀比羅宮より勧請した大物主神(おおものぬしのかみ)、源頼政(みなもとのよりまさ)とお祀りします。
天智天皇の御代(668~671)に藤原鎌足が紫色の藤を植え、藤寺を創建したことに始まり。1275年~77年(建治年間)に後白河法王により光明院観勝寺が建立されました。その後、応仁の乱により荒廃しましたが、1695年(元禄8年)に当地に移建されました。
主祭神の崇徳天皇が讃岐の金刀比羅宮でいっさいの欲を断ち切って参籠(おこもり)されたことから、悪い縁を切り、良縁を結ぶ断ち物の祈願所として信仰されています。境内には様々な願いごとが書かれた形代(かたしろ)が貼ってある縁切り縁結び碑があります。
ご祭神 | 崇徳天皇(すとくてんのう) 大物主神(おおものぬしのかみ) 源頼政(みなもとのよりまさ) |
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創建 | 668-671年(天智天皇の御代) |
住所 | 京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70 |
TEL | 075-561-5127 |
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