雨宝院は、西陣にある弘法大師創建の寺院である。本堂に本尊の大聖歓喜天を安置しているところから「西陣の聖天さん」とも呼ばれ親しまれている。観音堂には藤原期の作と伝わる千手観音立像が安置されており、重要文化財に指定されている。境内には「御衣黄」という、黄緑色の花をつける珍しい八重桜がある。また東門隅には西陣五水の一つである染殿井があり、この井戸の水で染物を染めると染まりがよいとか。
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