粟田神社が鎮座するあたりは粟田口とよばれ、昔より京都と各地を結ぶ主要な出入り口でした。人々は旅の安全を祈り、また無事に都へ戻れたことを感謝して当社にお参りされました。
創建は平安時代876年(貞観18年)。清和天皇は兵災、疫病に対して勅願を発し、藤原興世は勅使として感神院祇園社(八坂神社)で祈願を行った。その際に夢枕に立った大己貴神に従い牛頭天王(素戔鳴尊)に縁あるこの地に社を建て神霊を祀ったという。
祭神は素戔鳴尊(すさのうのみこと)、大己貴尊(おおなむちのみこと)をお祀りしており、厄除け・病除けの神とされる。かつては感神院新宮、粟田天王宮と称されていましたが、明治になり粟田神社と改称されました。
ご祭神 | 素戔鳴尊(すさのうのみこと) 大己貴命(おおなむちのみこと) |
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創建 | 876年(貞観18年) |
住所 | 京都市東山区粟田口鍛冶町1 |
TEL | 075-551-3154 |
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