弘法大師空海が唐の国師、恵果から授かり、現在、国宝となっている密教法具や両界曼荼羅、仏舎利、五大尊など数多くの寺宝を納めていました。そのため、周囲は塀で囲まれ、火事による延焼に備えていました。 扉の取付け方法、平等院鳳凰堂と同じで、現在使われている瓦の多くも平安時代のものです。床板はきわめて大きな建物の扉を転用したもので、金堂の扉ともら羅城門の扉ともいわれています。
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