大将軍八神社は桓武天皇が794年(延暦13年)に平安京造営の際に方位の厄災を解除するために勧請したといわれる神社で、主祭神は大将軍神(素戔鳴尊)をお祀りしています。
大将軍は陰陽道の方位神であり、とくに建築や転居、旅行などにおいて方角の吉凶を司る神である。方徳殿には国の重要文化財に指定されている「大将軍神像80体」と陰陽道安部家に関わる「古天文暦道関係資料」があり、5月と12月に特別公開されている。
京都には四方に大将軍神社が置かれており、東は東三条大将軍社、西は大将軍八神社(大将軍堂)、南は藤森神社境内大将軍社、北は今宮神社境内大将軍社、あるいは最も古いといわれる西賀茂大将軍神社、江戸時代以前には大徳寺門前にもあり、今宮神社に遷されたともいう。
ご祭神 | 素戔鳴尊(すさのうのみこと) |
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創建 | 794年(延暦13年) |
住所 | 京都市上京区一条通御前通西入西町48 |
TEL | 075-461-0694 |