多宝殿は1934(昭和9)年に竣工したもので、屋根は銅板葺で、半蔀(はじとみ)とよばれる。春には前庭に見事なしだれ桜が満開となる。多宝殿はもともとは後嵯峨天皇と亀山天皇が離宮を造営した場所とも言われ、また後醍醐天皇が幼少の頃にここで勉学に勤しんだともいわれるところで、現在では後醍醐天皇の聖廟として像が安置されています。
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