正しくは方丈庭園といい、国の史跡及び特別名勝に指定されている。幅25メートル、奥行10メートルの約75坪の広さを持ち、庭一面には白砂が敷き詰められている。15個の石を東側から5・2・3・2・3と配置した代表的な枯山水の庭園であり、禅の美を極めた空間である。 いつ、誰が、何のためにつくったのか分かっておらず謎が多い庭園で、石庭の南と西側を取り囲む柿葺の屋根をもった油土塀は、寛政9年の方丈全焼の際も類焼をまぬがれたもので、製作は室町時代にさかのぼる。
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