実相院は岩倉門跡とも呼ばれ、書院造の建物や襖絵など宮廷生活を偲ばせる優雅さがある名刹である。1229年(寛喜元)紫野に創建されたが、1411年 (応永18)に現在地に移転された。また、奥書院と客殿との間にある池泉回遊式庭園と、雄大な石庭の二つの庭園は全く趣きを異とする。新緑や紅葉の美しさは洛北随一といわれ、紅葉のシーズンには夜間ライトアップも行われる。
10件
2件
1件