水と砂糖、卵と小麦粉だけで作られたシンプルなお菓子。
地図で見る素朴な味わいからは歴史をも垣間見ることが出来る和菓子。
疫病が世の中に流行した清和天皇の貞観五年(863)、一種の煎餅を創製し、神前に供えてこれに疫病よけの「唐板煎餅」と名づけ、広く庶民に授与され、その身の安全をはかるようになったのが唐板の始まり。
応仁の乱で一度は絶えてしまうも、乱後御霊神社境内に茶店を造り、この唐板煎餅の由来を聞き、それが廃れてしまったことを大変残念に思った祖先が古書を頼りに製法を会得し、再興をはかったところ、その風味が多くの人々に喜ばれ、御霊神社の名物となり、また厄病よけの煎餅としても世に知られるようになったという。
価格 | 1袋 680円~ |
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住所 | 京都府京都市上京区上御霊前町394 |
TEL | 075-441-2605 |
定休日 | 日・祝 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
URL | ホームページ |
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