現世と冥土を行き来して閻魔王とも交流したという伝承のある小野篁(802年 - 853年)を開基とする。寛仁元年(1017年)、源信の弟弟子の定覚により開山。昭和39年(1964年)に後継者不足が原因で狂言が途絶える。昭和49年(1974年)、不審火によって本堂・狂言堂が焼け、狂言衣装も焼失する。しかし、翌年には千本えんま堂狂言保存会が結成され、本堂は一般の寄進を募って修復が進められ、狂言堂も仮建築ながら再建されて、以前の西陣講中を中心としたメンバーから一般から募集したメンバーも含めた編成に推移し、復活した狂言が毎年続けられる。
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