二条城で唯一残された江戸初期の遺構で国宝。御殿はいずれも武家屋敷の建築様式として室町期に始まり江戸時代に確立した書院造。遠侍、式台、大広間、黒書院、白書院から構成される。大広間は徳川幕府最後の将軍・慶喜が大政奉還を宣言した場所として知られる。御殿にそれぞれに施された狩野派による障壁画は近世初頭の美術の精華とされる。
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