孤篷庵は大徳寺の塔頭。1612年(慶長17年)に小堀遠州が龍光院に小庵を設けたもので、後に江月宗玩(こうげつそうがん)を開山として現在地に移りました。大徳寺よりすこし西へ離れたところにあり、現在は紫野高校の横にあり日中は学生たちのにぎやかな声が聞こえてきます。
孤篷の「孤」はただひとりであることを意味し、一隻水面に浮かぶ舟を連想させます。庇下の中敷居の上に明障子を入れ、下方を吹き放ちにした茶室の忘筌席(ぼうせんせき)が有名でぜひ一度訪れたい名所です。普段は非公開。
創建 | 1612年(慶長17年) |
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住所 | 京都市北区紫野大徳寺町66 |
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