上賀茂神社は京都市北区に鎮座する歴史ある神社で、現在も多くの参拝者で賑わう神社です。京都産業大学に近いこともあり、たくさんの学生で賑やかな場所でもあります。近くには門前菓子のやきもち、サバ煮定食で有名な今井食堂、国の保存地区として指定されている社家など名所がたくさんある場所です。
正式名称を賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といい、豊かな自然に囲まれ社など様々な建造物が昔と変わらぬ姿を保っていることから1994年(平成6年)にユネスコの世界文化遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されました。創建は678年(天武天皇7年)といわれ神武天皇の御代に賀茂山の麓の御阿礼所に賀茂別雷命が降臨したと伝える。
上賀茂神社に残る神話には、賀茂氏の一族の姫である玉依日売(たまよりひめ)が、加茂川の川上から流れてきた矢を手にしたところ懐妊し、それで生まれたのが賀茂別雷命で、兄玉依日古(あにたまよりひこ)の子孫である賀茂県主の一族がこれを奉斎したと伝える。その御子が雷とともに天に昇っていったことから賀茂別雷神社と呼ばれており、下鴨神社には御子の母である賀茂玉依姫命と外祖父である賀茂建角身命(かもたけつぬのみこと)がご祭神としてまつられています。
ご祭神 | 賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ) |
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創建 | 678年(天武天皇7年) |
住所 | 京都市北区上賀茂本山339 |
TEL | 075-781-0011 |
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